愛は いつでもそこにあるだわら。目に見えないだけで。

スティール・ボール・ラン22巻と映画セブン ネタバレ感想


ジョニィには赦してほしいな。それが一番正しい選択な気がする。


 ジョニィの行動原理をまとめると「足が動いた」「遺体を手に入れて」「マイナスをゼロにしたい」。他にもあったかは忘れた


最後は「大統領を倒す」か「大統領を赦す」の選択肢。


敵対していた「大統領を倒す」場合は、
 「戦いの犠牲が出るからこそ『大切なもの』が手に入る(#88)」
にとあるように「生贄」を捧げたジョニィは聖なるパワーを手に入れることができる。


逆回転の爪弾を撃ち、「大統領を赦す」場合は
エスの教えである「赦されるためには赦さなければならない」の条件を満たして、ジョニイは白いネズミから開放されるんじゃないかと。
 〜に似てるとか適当に言いたくはないけど
映画セブンでは七つの大罪の 姦淫してはならない 欲張ってはならない とかが並んで最後の「赦さなければならない」の試練に負けてしまったわけなので、ジョニイは赦してこそ「正しい道」を歩んだといえる。
 なんとなく遺体を揃えた者が勝ちって感じだったけど、遺体がイエス様ならば殺して奪うやり方で手にした者よりは、足を諦めてでも大義を選んだ人のほうが相応しいし。シュガーの【全てを失った物が、最後には真の「全て」を得る】という言葉も、使いきりルールのみならずここに掛かってきてたりとか。


こっちのキリスト教観点で考えると、ヨセフ「また会えますか?」「物事は円、回転したならば」って言葉がジャイロとの再開に繋がるのかな と。



そんなことを思ったりした。
大統領を倒すにしろ赦すにしろ、遺体やルーシーのその後、収束の仕方も気になる巻だった。

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STEEL BALL RUN スティール・ボール・ラン 22 (ジャンプコミックス)
セブン(主演ブラッド・ピット, モーガン・フリーマン 監督: デビッド・フィンチャー)