愛は いつでもそこにあるだわら。目に見えないだけで。

1Q84(2)途中までの感想

ネタバレあり


キャラクターの性格がおかしい。狂ってる。


話は男(天吾)パートと女(青豆)パートが交互に進む。
テーマは女性差別
(1)で男はみなくそ虫のような存在だと散々こき下ろし、青豆は仲介者の依頼により妻に暴力を振るう男を殺す。
(2)で10歳の少女をレイプした宗教のリーダーも殺す。
どちらもあちらの世界に送って然るべき男だったが、「法を侵した犯罪者」だと自覚していながら、自首する考えはない。
すばらしい。
リーダーによれば「全身麻痺が起こり(恩寵と考えられている)その時勃起していて巫女は恩寵の子を授かろうと交わる」。
誰の取り決めかは明かされていないけど、リーダーに強姦の意思はなく結果13歳未満の者と性行為をして強姦罪が適応される。
強姦の意思はなく行為の理由があった。
結果リーダーは青豆に殺される。
 青豆は法で裁けない人をあちら側に送る。人殺し。
快楽殺人者の意思はないが殺人には理由がある。同じ状態にあった強姦者のリーダーは死んだ。
殺人者の青豆も死して然るべき。
少なくとも罪を償おうとしない限り、青豆はかつて老婆からレイプの話を聞いて怒りに火をつけたその犯罪者以下。
リーダーを殺した報復で死ぬ覚悟より自首して罪を償う覚悟をするべきだろう。


天吾もひどい。
悪びれもせず妻帯者とセックスをしている。
「妻はもうそちらにいくことはない」に対しても質問をしている。
そんな立場にあると思っているのだろうか。




1984年で女性の権利がないがしろにされていたことにかけて、現在でも男性優位反対!
と声高に叫んでいる気がする。
それはいいけど「1Q84読みまして?男は妻を殴ったり、少女をレイプしたりするんですのよ?」とか言う馬鹿がいたら本の角で殴ってやりたい。お前があがめている本には自分本位な殺人者やナチュラルに不倫をする女が出てくるんだぞ、と。












ああ今日も見えない敵と戦った。
経験値よこせ。