愛は いつでもそこにあるだわら。目に見えないだけで。

《小林泰三》天体の回転についてを読みましたので

小林泰三の本は全部読んだことになります。
やっぱりホラーが一番面白いと思うな。
SFはねー、小道具はいいよ。設定の説明が詳しいのは良いんだけどストーリーがいまいちなのばかり。
途中で投げてばっかでちゃんと着地してるSFなくね?
脳髄工場はある意味SFだけどホラーだし。

収録作品

天体の回転について
灰色の車輪
あの日
性交体験者
銀の舟
三○○万
盗まれた昨日
時空争奪

どれもビミョーだけど一番を決めるなら灰色の車輪かな。小林泰三の作品のなかで今までにない話だった。


ネタバレあり一行感想

・天体の回転について
宇宙SFモノ。AΩぽい印象
・灰色の車輪
ロボット三原則
・あの日
ミステリ
・性交体験者
ネフィリムとか超人間系かな。“僕らは見えない胃袋って呼んでる”
・銀の舟
宇宙SF。最後にオチがあるけど緋の独裁者のアレの方がまだ面白かった。
・三○○万
初めてのタイプ?でもネリフィムを宇宙に上げましたって気がしなくもない。尻切れトンボ
・盗まれた昨日
奇憶でもあった前向性健忘症系。ほかにもあったよね2つくらい
・時空争奪
面白くない酔歩する男って感じか。歴史が変わるとかなんとか