愛は いつでもそこにあるだわら。目に見えないだけで。

メトロイドプライム?

店頭デモで見て「Wiiでこういうゲームもやってみたいカナー」て思ったタイトル。
09年4月現在Wiiで出てるこのシリーズは「メトロイドプライム(GC版の移植)」と「メトロイドプライム3 コラプション」。2の「メトロイドプライム2 ダークエコーズ」は『Wiiであそぶ』シリーズとしていつか発売されるようだ。


Wiiであそぶ メトロイドプライムが今2980円で
メトロイドプライム3 コラプションが2320円。
どっち買おうか迷ってたけど、前者のレビュー読んだら「どっちの方が格別にイイ!」というもんでもないようで、どちらを選んだ方が自分に合うのかわからないので買うのをやめた。
両方買って遊ぶという選択肢はない。以下買うのやめようと思った有用なレビュー引用。

このゲームの面白さはメトロイドプライムのレビューを見ていただければ十分判断ができると思います。ここではメトロイドプライム3 コラプションを所持し、購入を検討中という方のために両者を比較する形で記述します。


初めにサムスの武装について。
「3より武器とか減ってるんでしょ?」とお考えのあなた。
ところがどっこい一概にそうとは言えません。
まずは3には無くて1にある要素を紹介しましょう。


■ビームの切り替え
3では新しいビームを取ると前のビームが使えなくなりました。
しかし1ではバイザーを切り替えるようにいつでも変更可能です。
初期装備のパワービームも終盤までしっかり残ります。
探索が進むと特定のビームしか効かない敵がでてきますので
それにあわせてビームをチェンジしながら応戦することもあります。
商品説明にもありますが手に入るビームは全4種類です。
ビームごとに長所短所(威力が高いが連射が遅い、敵を追尾するが威力が弱い、
射程距離があるが連射性と威力に優れる等)があるのも
手に入るビームが上位互換だった3との大きな違いです。


ビーム切り替えの方法ですが、ハイパーモードが無くなり+ボタンが空くので、
おそらく3のバイザーチェンジと似た操作になるでしょう。


■チャージコンボ
ビームのチャージ完了後にミサイルボタンを押すことで
ビームの属性を付帯させたミサイルを発射する“チャージコンボ”を行うことができます。
これには複数のミサイルを消費しますが威力は高く
ボス攻略の際に役立つこともあります。
使用には専用アイテムが必要で、それぞれのビームに対応した
四種類のチャージコンボが存在します。


パワーボム
モーフボール状態のときにミサイルボタンを押すことで
周囲を一掃する攻撃“パワーボム”が使えます。
破壊力は絶大で雑魚敵なら確実に一撃で葬れます。
ミサイルと同様、弾数制限があり回復にはアイテムが必要です。
弾数制限はパワーボムタンクで伸ばすことができます。


■サーモバイザー
3には存在しなかった熱源感知視界の“サーモバイザー”が使用可能です。
代わりにシップを操作するコマンドバイザーが今作にはありません(後述)。
サーモバイザーによって物体が発する熱量を視覚的に捉えることができます。
映画プレデターのような視界になるので個人的にお気に入りのバイザーです。


次に3にあって今作で無くなる要素について説明します


■ハイパーモード
ハイパーモード自体が無いためそれに付随するすべての武装が無くなります。
具体的にはハイパービーム、ハイパーミサイル
ハイパーボール、ハイパーボルテージの四つです。


■アイスミサイル
ミサイル自体にパワーアップはありません。


■シーカーミサイル、スクリューアタック
プライムシリーズ二作目のダークエコーズから登場したものなので
1には登場しません。


グラップリングビームによる装甲の引き剥がし、グラップリングボルテージ
グラップリングビームはあるのですが、それを戦闘に用いることはありません。
ですがこれはGC版についてのことなので、ひょっとすると
今作では使えるようになっているかも…?


■コマンドバイザー
かわりにサーモバイザーが登場します。
シップを操作することはありません。
惑星に降り立つ地点でゲームクリアまでお留守番してもらうことになります。


■Xレイバイザー使用時の弱点表示
Xレイバイザーを使用しても弱点は拡大表示されません。
視界もコラプションとはすこし毛色の違ったものになってます。


以上がサムスの武装に関する相違点です。
次に世界観などについて言及します。


■味方が登場しない
連邦組織やハンターなど多くの仲間が登場した3ですが
今作では味方と呼べる人物が誰一人たりとも出てきません。
ひたすら独りで惑星を探索し、武装を強化し、パイレーツを追い詰めていきます。


■行動範囲は一つの惑星のみ
多くの星をシップで行き来したコラプションと違い
パイレーツが逃げ込んだ惑星ターロンIVのみ探索を行います。
だからといってマップが狭いかと言えばそうでもありません。
惑星ごとに寸断されていた3とは違い、すべてのエリアが繋がっているので
むしろ3よりも広大に感じるかもしれません。


■次の行動の指示がない
3では新アイテムを取るなりボスを倒すなりすると通信が入り
新しい惑星へ行けるようになったり、次の指示がもらえたりしましたが
今作においてはその代わりをするのがヒントシステムです。
オプション画面でこの機能をOFFにすると行くべき場所を
自ら探し出す必要があり、より探索感と孤独感を味わうことが可能です。


このように1は孤独感と惑星探索が強く味わえますので、プライムシリーズに
メトロイドらしさを求める方ならば3よりも断然お勧めです。


評価はまだ発売前なので星3に留めておきます。
が、GC版の完成度にリモコン操作が加われば星5は確実でしょう。


【2/21追記】
クリア90%付近まで来ました。
細かな仕様変更があるようですが個人的に残念だったのが
ビームチャージ時のエフェクトですね…。
GC版にあったような演出(ウェイブのスパーク、アイスのキャノン凍結など)が
なくなってました。おそらく元が2Dで書き込まれてため外されたと思うんですけど
出来れば新規に3Dで描画し直して欲しかったです。

悪いところはこのくらいのもので、いいところが多いです。
他の方も書かれていますが、3のようにクレジットでBGMやアート、画面撮影ツールが
手に入るようになってます。そしてなんとフュージョンスーツまでも!
この辺は素直にスタッフを褒めたいですね。
あ、それとゲーム開始時にノーマルorベテランを選べるようになってました。
ゲームクリアでハードモードも解禁されるようです。


そしてなにより、やっぱりリモコン操作が面白いです。
移動のしやすさが段違いですね。もうGC版には戻れないでしょう。


■最後に戦闘関連におけるGC版との違いについて。
今回、やたらパイレーツが接近して積極的に攻撃してきます。GC版のような
感覚で応戦すると痛い目を見るかも知れません。
一部の敵がとある攻撃に対し耐性が上がっています。
チャージビームを短い溜めで発射できるようになってます。


以上、長くなりましたがGC版を持っておらずコラプションが楽しかった!
という人は迷わず買いましょう。
メトロイドプライム3との違い+α 2009/2/3